ESSAY
... エッセイ
私にとってエッセイは詩と小説の中間に位置するもので、それぞれの明確な境界はない。日常の中で見つけた小さなエッセンスをもとに文章を書き、それを核にして小説に仕立てあげたり、ノンフィクションに発展したりする。時には無駄をそぎ落として、詩に変貌したりもする。
詩が私の創作原点だとするなら、エッセイは私の創作手段と言えるのかもしれない。
.................................................................................................
蒼ざめる花/13枚・小学校高学年から
中学生になった「僕」の悩みは、四六時中話かけてくる前の席の女の子の存在だった。ある日、ふとしたことで彼女をなぐってしまい、そのことで「僕」は心に大きな傷を負う。だが、彼女はそんな「僕」をいつしか許していた…。
愛しき日々を綴る好評エッセイシリーズ「あの時僕は若かった」の第一弾。
黒き瞳/11枚・小学校高学年から
小学校五年生の「僕」は、黒く大きな目をした一学年上の女の子の存在が気になってしかたがない。成績が良く、スポーツ万能でクラスの信望も厚い彼女は、いつしか「僕」の永遠の目標になっていた。
作者の創作の原風景ともいえる至宝のエッセイ。
真夏の行進/2枚・小学校高学年から
作者中二の夏、親友のケンジと過ごした束の間の時間を画像と共に描く。
(第15回さっしんほのぼのエッセイ賞佳作入選作)
徒然雑記/1編1〜3枚・老若男女
パソコン、人生、家庭、社会、そして宇宙を現在進行形で語る身辺雑記。1996.3から2007.1まで月に2〜3編のペースで連載された。現在は「simple手作り生活」というブログに引き継がれている。

|