083 チカチカ☆パフォーマンス64th
「リクエストで場を共有」 /2014.11.21
予約で埋まっていたチカホの北3条広場にキャンセルがあったらしく、事務局から突然のチカチカパフォーマンス枠割り当てがあった。11月の枠は先週の1回きりだと思っていたので、ありがたくエントリーさせていただくことに。
自宅での準備中に、突然のアクシデントが襲った。今回からメインで使う予定だった新しいタブレットPCが全く起動しない。バッテリ不調のように思えたので、USB電源ケーブルをつないでみた。数分して再度試みると、今度は起動する。
起動後のバッテリ残量は45%ほどで、昨夜の終了時より30%ほど少ない。やはり何かがおかしい。電子譜面は普通に起動したが、不安があるので、予備のはずだった古いタブレットPCで臨むことにした。

前回より20分近くも遅れて出発。地下歩道を会場へと急ぐ。途中、おなじみの北4条広場では、「さっぽろアートステージ」のインスタレーション作品が展示されていた。

北3条広場で展示部門の似顔絵まつみさんと遭遇。パフォーマンス部門の昼枠は私だけのエントリーで、久しぶりに貸切状態となった。
かなり遅れて、14時25分くらいから歌い始める。フォーク系の歌を皮切りに、休憩なしの1時間10分で17曲を歌った。
(※は初披露、◎はリクエスト)
「長い夜」※
「恋人よ」
「地上の星」
「学生街の喫茶店」
「傘がない」
「白い想い出」
「時の過ぎゆくままに」
「池上線」
「ルビーの指環」※
「白いブランコ」◎
「兄弟船」※
「空港」
「さくら(直太朗)」◎
「さざんかの宿」◎
「青い山脈」◎
「なごり雪」◎
「青春時代」
前回に引き続き、この日も人の集まりは早かった。時間の割に曲数が少ないのは、4分を超す長い曲が多数含まれていた関係。
会場の寒さを恐れ、マフラーを巻いて臨んだが、歌い始めると暑くなり、途中で外すことに。マフラーやストールは温度調節のアイテムとして重宝する。
リクエストが過去最高の5曲に達し、それが後半に集中したのは、出だしのフォーク系5曲を過ぎた時点でMCで積極的に声をかけ、リクエストを募った効果である。

「リクエストお受けしています。何かご希望がございましたら、こちらにリストを用意しておりますので、この中からお願いいたします」
さっとこんな感じだったが、告知をするとしないとでは大違いで、聴き手の反応は抜群によくなった。フォーク系の曲を歌えばフォーク系の曲が、演歌系の曲を歌えば演歌系のリクエストが次々に飛び出す。
自分のペースでは演れなくなるので、普段よりもかなり疲れるが、その分聴き手とのコミュニケーションは抜群で、大きな手応えを感じた。
リクエストには概ね応えることができたが、80歳前後とおぼしき女性から、リストにはない「別れの一本杉」がいきなり飛び出して面食らった。春日八郎の歌った名曲だが、あいにくレパートリーにはなく、リストをお見せして「さざんかの宿」で勘弁していただいた。
実は1番だけなら何とか弾いて歌えた。過去の経験から、さわりだけでも歌うと、リクエストを出した方は満足されるケースが多い。咄嗟のアドリブ力が必要な場面だったが、まだまだ修行が足りない。

15時35分でステージ終了。目的はほぼ達成したので、そのまま撤収とした。
反応のよさを裏付けるように、20枚ほど用意したA6版の案内状がほとんどなくなり、A4版のリクエストリストも持ち去る人が続出。想定外の事態にやや慌て、最後の1枚だけはお願いして残してもらった。次回は多めに準備する必要がある。
これまで苦手としていた北3条広場だったが、この日でそんな苦手意識は払拭できたように思える。広場での売上げも過去最高を記録。要はやり方だ。
投げ銭と並んで、リクエストは聴き手もライブに積極参加するひとつの手段だと再認識した。歌い手にとっては、聴き手と場を共有する大きな武器となる。今後にむけて、明るい展望がひらけた。
