企画書
会場の検討(2004.5.11修正)■近所にあるM珈琲店:札幌市東区
札幌軟石造の元タマネギ倉庫を改築、静謐な雰囲気、都心からのアクセス悪い、飲物や食べ物がメニューにある、使用時間AM10:00〜0:00、曜日の融通が効きそう、店側がライブを積極的に受け入れている、ステージやマイク設備あり、使用料不明(要、確認)定員100人前後、テーブル椅子あり■札幌時計台ホール:札幌市中央区北1西2(2004.5.11修正)
知名度抜群、アクセス最高、国指定重要文化財、木造、札幌市民なら使える、食べ物飲物なし、多くのミニコンサートの実績あり(クラシック系が多い)使用料1回12,000円(営業使用の場合)6ヶ月前から予約受付、使用時間PM5:30〜9:00、月曜定休、定員最大150人(固定椅子、受付テーブル等あり)ステージあり、控室なし、下見可
PA(音響機器)マイクスタンド4セット、ハロゲンスポット2基、以上は無料で借りられる■札幌資料館ミニギャラリー:札幌市中央区大通り西13
アクセス抜群、80年の歴史ある建物(札幌軟石造りの元裁判所)、札幌市民なら使える、食べ物飲物なし、コンサートとして使用出来るか?(要、確認)使用料1回7,200円(二部屋使用の場合)使用時間AM9:00〜PM7:00、月曜定休、定員最大100人?(120平米として試算)椅子が借りられるか?(要、確認)使用時間の関係で、室内がやや明るすぎるか?■豊平館:札幌市中央区中島公園内(2004.5.9追記)
アクセスや知名度はまずまず、120年の歴史を持つ国の重要文化財、木造、札幌市民なら使える、食べ物飲物なし、ホールを結婚式場やピアノコンサートなどに貸し出している、2ヶ月前から予約受付、使用料1時間3,900円、使用時間PM6:00〜9:00、火曜定休、定員最大100人(椅子テーブルあり)
マイクが2本だけ、スピーカーは固定で移動不可、アンプの使用は不可、照明も現在あるものを使うだけ、持込み不可、平日や仏滅の日は比較的余裕あり、下見可■Tミュージアム:札幌市中央区(2004.5.11追記)
酒造会社のギャラリーをライブ会場としてレンタル、アクセスはまずまず、2002年建築(味噌蔵の古材を使用)使用料1回42,000円、使用時間PM6:00〜9:00、月〜木の平日のみ貸出し、定員最大50人(椅子テーブルあり)駐車場25台あり、控室なし、予約は8月までいっぱい
ジャズからクラシック、そしてギターまで、幅広いジャンルのコンサートが開かれている、PA、マイクスタンド4セット、以上は無料で借りられる、スポット照明あり、酒類を冷やす冷蔵庫の音がやや気になるらしい(客からクレームが出たことあり)下見可他にもあるかもしれませんので、もっといろいろな人の意見を聞く必要がありそうです。恒平さん自身のご希望が最優先ですが、場合によっては下見なども考える必要があります。(下見の場合はその費用も考慮)
開催時期と時間の検討
・季節:道外ファンを意識し、ラベンダー開花などにぶつけるか?(動員数に関連)
夏休みなどにぶつけるか?
・曜日:平日か土日か(場所とも関連)
・時間:昼間か薄暮か夜か?(場所とも関連)
・恒平さん自身のスケジュール音響設備等の確保
・マイク、アンプ、スピーカー、コード、照明、楽器、譜面台その他
・コンサート形式(ソロかグループか)にも関連
・開催場所にも関連
・不足分の調達方法と費用(レンタル等)
・恒平さん自身の希望、場合によっては下見必要(会場下見と兼ねる)コンサート形式の検討
・ソロ、グループ、ソロ+ゲストetc
・音響設備等の確保、ギャラとも関連(おそらくソロが最も低予算)
・ファンの要望(私自身はソロを強く希望しています)
・恒平さん自身の希望
・飲物、食べ物を出すか出さないか?(場所とも関連)コンサートタイトルの決定
・例:「忘れていた時間を集めて」「古い時間と新しい会話」→個人的なイメージです
・場所や曲目とも関連
・あれこれ言っても、結局は恒平さん任せ.....(^^)観客動員数の確保
・すべてに関連
・興行として考えた場合、最も重要
・ホームページ等で確実な基礎人数をまず確保
・広報等により、これに上積みを図る
・読みが難しい(素人の限界)
・個人的には、100人以下のひっそりとしたライブを希望、しかし、これで採算が合うのかどうか、皆目分からない印刷物の作成(2004.5.9修正)
・ポスター、チケット、プログラム等
・デザインの決定
・ボランティアスタッフ名刺(必要に応じて→作る場合は手作りで)
・費用の試算と発注形態広報(2004.5.9修正)
・ホームページ:恒平さん、菊地、その他協力してくださる方々
・地元ラジオ、地域FM等:ゲスト出演など、何らかの見返りを要求されるかも?
・地元新聞:特別な話題性がないと、無料の取材掲載は難しい
別刷版でチケットプレゼントを抱合せれば、掲載してくれる可能性あり
・ミニコミ誌:チケットプレゼントなど、何らかの見返りを要求される可能性大
・広告:媒体を問わず有効と思われるが、費用が問題(要、調査)
・フォーク同好会などのホームページ、掲示板に告知
・地元大学フォーク同好会などに協力依頼チケット配付&販売方法
・ホームページ:恒平さんの事務所、菊地、その他協力してくださる方々
・地元プレイガイド:委託経費を考慮
・当日会場売り:販売スタッフ必要スタッフ確保(2004.5.9修正)
・菊地のホームページを利用し、ボランティアスタッフ募集
・最低必要人員と、役割分担の決定
・マネージャーなど、恒平さん側からのスタッフ数と役割分担は?(よく分からない)
・スタッフ用名札の手配(必要に応じて)恒平さんとスタッフの航空券、宿泊先の予約(この項、2004.5.9追加)
・恒平さんの希望優先実行予算の作成(2004.5.9修正)
・恒平さんとスタッフのギャラ
・恒平さんとスタッフの交通宿泊費(一泊か二泊か?)
・音響機器等のレンタル費用
・会場費
・印刷物作成費
・その他雑費(事務費、連絡費etc)
・上記項目による、最低採算ラインを試算(コンサート入場料とも関連)
・事前に必要になる経費をどうするか?(発生者の仮払を原則)コンサート次第の決定(2004.5.11修正)
・決定曲目を、コピーか印刷物で当日配付?(印刷物作成に関連)
・禁止事項:録音、撮影、禁煙などの確認(チケットに印刷?)
・進行役が必要か?(恒平さんの希望を聞く)
・コンサート時の警備体制(ステージ前と入口に各一人配置)
・タイムキーパー(時計台ホールの場合は、定時になる鐘の5分前合図)中止や順延、赤字の場合のルール(2004.5.9修正)
・会場のキャンセル、広報、チケットの払い戻し方法
・赤字が出た場合の責任分担を明確に(おそらく統括責任者である菊地の責任)
・場合によっては、何らかの形で契約書を交わす?誰と?(法人か個人か?)
・主催者として法人を間にたてることも可能だが、出来れば個人としての契約を希望当日(2004.5.9修正)
・楽屋スペースを事前に検討
・スタッフ顔合わせ
・リハーサル(会場下見に合わせ、事前に必要となる可能性あり)打上げ(2004.6.8修正)
・ボランティアスタッフ反省会を兼ねる
・会場と予算の検討収支決算書作成(2004.5.11修正)
・次回以降に備え、記録に残しておく
・おそらくスタッフだけに配付
実はこの企画書は、掲示板に書いた「一人で戦略を練ってみます」という私の悲壮ともとれる「決意」を案じた恒平さんの心優しきメールへの返信として、思いつくままに一晩で書き上げたものだ。いわば、「彫刻が完成する前の荒削りな生木」といった感だが、無事に終了した今回の試みも、実は全てがここから始まっていた。